石橋秀仁(zerobase)書き散らす

まじめなブログは別にあります→ja.ishibashihideto.net

サイバー詐欺師と社会的セキュリティ

Facebookで詐欺メッセージがきた。遠い親戚が石油掘ってたら事故死して遺産相続がどうのこうの。ベタすぎて笑える。

こういうのをサービス・プロバイダー(この場合Facebook)に転送するだけで真偽を確認して当局による操作・訴追につながれば(※)悪人が法で裁かれるようになるんだけどな。ワンクリック通報。いまはやりたい放題だからなあ。サイバースペースの法への人々の信頼が…

※というのは過激に聞こえるかもしれないけど、途中まで詐欺につきあって裏取するコストを個人に追わせるか、もしくは足がつかないでやりたい放題、という世の中はおかしいと考える。通報一発で捜査になるわけではなくて、疑わしさのシグナルを蒐集して解析した結果が閾値を超えたときに当局が捜査する、といった形ならよいのでは。例えば複数アカウントを自動操縦していたとしても、IPアドレスやアクセスパターンのビッグデータから解析できると思うわけ。クレジットカード決済セキュリティのイメージ。

[この記事の英語版:Cyber Deceivers vs Technology Defence | Ishibashi Hideto