石橋秀仁(zerobase)書き散らす

まじめなブログは別にあります→ja.ishibashihideto.net

Entries from 2013-06-01 to 1 month

ソフトウェア開発とドメイン駆動設計と概念操作と分析哲学と

「妄言」と思われそうなことですが、書き散らしてみます: 言葉の意味は文脈により変わる。エンジニアのなかには、これを「忘れた」人がいる。知らないのではない。生得的な言語能力を工学教育で矯正・忘却。典型例は、あらゆる場面で、ISO/JIS等の定義通りの…

第1回SEMATカーネル勉強会で考えた状態指向とプロセス指向のギャップ

第1回SEMATカーネル勉強会に参加しました。 SEMATカーネルとは、SEMATというプロジェクトの核(kernel) SEMATとは、ソフトウェア工学(software engineering)を「再建」しようとする試み 詳細は省略しますので、平鍋氏の『SEMAT.org にて「ソフトウェア工学再…

情報的アフォーダンス

『アフォーダンスからシグニファイアへ - A Successful Failure』で解説されているように、ドナルド・ノーマン(Donald Norman)が『誰のためのデザイン?』に著した「アフォーダンス」(affordance)理解には問題があり、批判された。その批判を受けて、ノーマ…

ITアーキテクトとインフォメーション・アーキテクト

今日はITアーキテクトのイベント「第1回SEMATカーネル勉強会」に参加してきました。 で、「インフォメーション・アーキテクト兼ITアーキテクト」のぼくとしては、この両者をつなぎたいといつも思っておりまして、今日は「インフォメーション・アーキテクト」…

「HCD/UXに理解のある顧客(施主)」だけ相手に仕事をするのはラクかもしれないが

HCD/UX関連の専門家、なかでもarchitectと名乗る人(例えば情報建築家 information architect)は、自分と同じような前提条件を共有する相手(つまりHCD/UXコミュニティ界隈の相手)とだけ話が通じるようではいけない。 あらゆる相手にあわせて融通無碍に言…

Mac OS X 10.8 Mountain LionのMission Controlにはもう一つ上の構造が必要だった

MacBook Pro Retina 15" で全アプリをfull screenで利用しはじめたら、とても快適だ。 ちなみに今やっている作業はDiscover MeteorというMeteorプログラミングの入門書(ウェブページ)を読みながら写経して学習するというもので、左から - Chrome: Discover…

【紹介】『生命は情報処理である〜分子からグローバル・システムまで〜』 / Living is Information Processing: From Molecules to Global Systems

Philosophy of Information(情報の哲学)の権威であるL. Floridiの最新の文章 Living is Information Processing: From Molecules to Global Systems 『生命は情報処理である〜分子からグローバル・システムまで〜』が面白そう。Abstractだけ読んだ。おそら…

GUIとスクロール

(思いつきメモ) GUIとしてのHTMLの問題は、画面サイズからはみ出すとスクロールすること。スクローラブルUI部品を配置したとき、画面自体のスクロールと入れ子になって、スクロール操作がユーザビリティ的に破綻する。 解決策として、固定高ウィンドウから…