リンダ・グラットン教授の『ワーク・シフト』
『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授来日記念セミナーに参加しました。
きっかけは国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) フューチャー・テクノロジー・マネジメント(FTM)フォーラム 第3回ラウンドテーブル(Green-Table) 「workをすべての人に割り当てることはできるか?」への参加です。ここで『ワーク・シフト』編集者の方から「シフトしきってますね」とのコメントつきで献本いただき、さらにサイボウズの方から講演に招待して頂いた次第。ありがとうございました。
ちなみに、そのとき書いた文章がこれでした:社会が生き延びるためには自由と多様性が大事なのでは?
さて、『ワーク・シフト』(The Shift)を読んだり、講演を聴いたりして思ったことです。
たしかに、すでに「シフト」を意識して、実践してました。ゼロベースという会社は『ワーク・シフト』の言葉なら「ギルド」的な価値を実現するためにデザインされています。→自立したプロフェッショナルのための自由な企業の制度
ゼロベースの企業理念も『ワーク・シフト』の方向性との共通点が多いようです。→Zerobase Manifesto
とはいえ、もっと徹底していきたいと思います。とくに、グローバル化への対応については遅れている。もっと海外へ出て行って、様々な人とコミュニケーションしていきたいと思います。
そういう刺激を頂いたのが、最大の収穫です。
TEDxLondonBusinessSchool 2012 - Lynda Gratton - How to be ready for your future, now
Our choice:
- Default Future vs Crafted Future.
- Fragmentation vs Co-creation.
- Isolation vs Connection.
- Exclusion vs Engagement.
- T vs π(pi).
- o|o vs o-o.
- $ vs ∞.
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
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ちなみに『ゼロベース独立宣言』(2008年)という文書があります。いい形で公開したいと思っています。なにぶん一人歩きするとヤバい文書なので、1時間くらいの講演を録画・録音して、その講演と一緒にウェブで公開するとか。機会があれば。