スタートアップにデザイナーがコミットする時代になってきた
「ネットプライスがVCではなく事業会社の立場からベンチャー育成」という記事を見て「ふーん」と思ってたけど、このビールに合いそうなBeenosっていう名前のプロジェクトには山本郁也さんがジョインしてるのかー。これは気になる。「一番優秀な起業家に選ばれるプログラム」を目指してるとのこと。
VCも(目の前の企業の善し悪しを判断するだけじゃなくて)「デザイン」「アジャイル」「リーン」といった手法の価値に気付き、投資先企業の育成に用い始めています。
Incubate Fundには藤原由翼さんがDesign Fellowとして参加してるし、坂田一倫さんはgifteeのUX Advisorをしている。
(ちょっと脱線するけど、Learning Entrepreneur’s LabはVC側からリーン・スタートアップ/顧客開発手法の啓蒙活動に取り組んでいる)
ベンチャー支援側にデザイナーがコミットする時代になってきた。じつに感慨深いです。ぼくは2005年からGMO VenturePartnersで(当時はそういう肩書きじゃなかったけど)UX Consultantをやってきたので、同業者が増えてきてよかったなーと。じつに感慨深い。
事例研究とかノウハウ共有とかしたいですね!
なお、GMO VenturePartnersでの仕事の事例としては、Vasilyのソーシャル・ファッション・サービスiQONのiPhoneアプリのUI設計を手伝いました。結果はApp Store「Best of 2012」選出など。
また、「優秀な起業家に選ばれる」という観点では、つい最近のことですが、ランサーズ(Lancers)がGMO-VPなどから資金調達した話が社長本人のブログ記事として公開されています(『自己資金経営から3億円の資金調達をした理由』)。と軽くアピールしておきます :-)
優秀な起業家はGMO VenturePartnersから資金調達して、ぼくと一緒に仕事をしてください!
(このタイミングで「ぼくと契約して魔法少女になってよ」ネタはこれ以上ないほど適していると思う。インキュベーターだし)