石橋秀仁(zerobase)書き散らす

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米田智彦著『僕らの時代のライフデザイン』

米田智彦さんから著書『僕らの時代のライフデザイン』を頂いた。米田さんは1年前(2012年1月)にゼロベースの「みらいのふつうをつくる」というインタビュー記事を作ってくれた。

この本は、こういう本だ:

【内容紹介】家やオフィス、家財道具を持たずに旅しながら暮らす生活実験プロジェクト「ノマド・トーキョー」から見えてきた、新時代の働き方・暮らし方。パラレルキャリア、コワーキング、独自の経済圏、DIYリノベーション、デュアルライフ、海外移住…ライフプランが役立たない不確実な時代の人生設計とは?

本書は、1年間、家やオフィス、家財道具を持たずに旅しながら暮らす 生活実験プロジェクト「ノマド・トーキョー」を行った著者が、そこで出会った多くのライフデザイナーたちの働き方・暮らし方を紹介します。

とのことで、自分なりにヒントを探して読めば良い本だと思う。

ぼくはこの本を読んでから次のように考えた。

  • 生活コストを下げたくなった。
  • 郊外に住むのもいいな。
  • アジアの成長のなかに身を置きたくなった。
  • シンガポールとかいいな。
  • 毎年1ヶ月以上は海外がいいな。
  • 自分がどこにいても大丈夫なように、ゼロベースのテレワークを推進していこうと思った。

という感じ。

1970年代から1980年代の「現代思想」(日本では「ニューアカ」)の中で語られていた「ノマド」の思想を連想した。

「ノマド」といっても、決して「ノマド・ワーキング」(=フリーランス、モバイル・ワーカー)みたいな話ではない。

浅田彰ドゥルーズやガタリの語った「ノマド」ということ。

「闘争」から「逃走」へ。

「パラノ」から「スキゾ」へ。