モバイルアプリをWeb技術で作りたいのでPhoneGapやAIRに期待
スティーブ・ジョブズがFlashを殺さなければ、いまごろスマートフォン・アプリはAIRでマルチプラットフォーム。デベロッパーにとってはラクだったぜ。PhoneGapを買収した人にもそんな未練があったのかもしれないな。などと夢想。
モバイルアプリのアーキテクチャは、Windows 8ストアアプリみたいにWeb標準技術で作れる方式が好きだな。べつにゲームとかデバイス依存性が高いやつは作らないから。ぼくが作るのはプロダクティビティーとかユーティリティーとかソーシャルメディアだから。
つまりAIRでモバイルアプリを作りたいし、PhoneGapに頑張って欲しいですね。
AIRならデスクトップ、タブレット、モバイルでの一元化みたいなことができたし。
ネイティブよりはガワネイティブ(packaged web app)を優先。Web標準技術でふつうに作れるので。ぼくが作るアプリに限っていえば。
だからVaadinモバイルアプリ開発を技術評価してるところ。
けっこう思想的にも譲れない点。ぼくは「ウェブの本質的価値はアクセシビリティ」だと思ってるので、ネイティブよりはHTML優先になる。理論的に必然。
要するに、公式アプリでしか利用できないってのは、プアなんですよ。
あら、Adobe AIRでiOSアプリ開発できるっぽいですね。どんなもんなんだろう。 http://help.adobe.com/ja_JP/air/build/WSfffb011ac560372f-5d0f4f25128cc9cd0cb-8000.html
モバイルアプリ。ゲームはネイティブでよい。ゲーム以外はブラウザでよい。乱暴に分けてしまっても、そんなに間違ってない。
例外が二割くらいあってもいい。たかだか二割の例外を認めることで、どれだけ世界認識が整理され、情報エントロピーが下がるのかってことだ。説明力の高い理論は、完全でなくていい。