石橋秀仁(zerobase)書き散らす

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社会問題に取り組むワークショップ・イベントの可能性

社会問題に取り組むワークショップ・イベントの可能性

社会問題をテーマにしたハッカソンやアイデアソンって、参加者自身への啓発効果がすごいのです。

ぼくはそういうイベントやコンテストに参加したことで、認知症とか要介護障害とかゴミ減量についてセンシティブになりました。

もともとは利己的な動機や欲に由来するのです。その場でいいアイデア出して楽しむとか、コンテストで賞を取るといったような。

でも、結果的には、参加したイベントのテーマについて、すごく意識するようになるんですね。

これって、ぼくという参加者が「啓発」されたってことですね。

ぼくは万人の善性って信じてないけど、万人の欲望は信じてるんです。

なので、楽しいイベントや魅力的なコンテストとして社会問題を取り扱うことで、そこから出てくるプロダクトのまえに、まずは参加の意識啓発という「成果」がある、ってことは評価されていいと思ったですよ。

社会問題を扱うワークショップ・イベントが「デートで遊びに行く」ような場所になるといいな。ハズレのないエンタメとして洗練してほしい。ワークショップ・デザイナーにとってのフロンティアだと思うよ。