石橋秀仁(zerobase)書き散らす

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茶会人訪問というOB訪問マッチングサイトで遠隔地からのSkype面談依頼を受けました

大学三年生の夏休みは「就活前哨戦」という感じですよねえ。

茶会人訪問というサイト(うちで運営してるのですが)上で「OB訪問依頼」を受けました。今シーズン初めて。

「2012年卒」就活シーズンからやっているので、4シーズン目になりました。いまは2015年卒の就活シーズンなので。

早期にOB訪問してる人ほど「良い就活」(自己納得という意味での「良い」)してる傾向があると思いますので、多くの学生にOB訪問を(少なくとも一度は)やってみてもらいたいなあ、と思っています。

学生の方には茶会人訪問を活用して頂きたいですし、社会人の方にもOB訪問を受け付けてもらえれば、と思います。

ところで、「社会人にとってのメリットは?」とよく聞かれるので、2つほどあげておきます:

  1. 学生相手に「働き方」や「生き方」について語ることになるわけですけれども、大事なことを目の前の人に伝えようと工夫して語ることを通じて、何より自分自身の考えが深まります。ぼくは普段から「考えてから人に話す」ことと同じくらい「考えるために人に話す」ことが大事だと思っています。話しているうちに、「自分が(自覚なしに)考えていたこと」に気付いた経験は多々あります。あなたも、きっとそうなのではないでしょうか? 言い換えると、「自分について語ることを通じて、自分がどういう人間なのかに気付く」わけです。学生と面談することは、社会人にとっても「自己分析」的な行為です。

  2. 学生の求めに応じて面談の時間をつくることで、社会貢献しているという感覚が得られます。個人的には「誰が若者を育てるのか」という問いに「地域社会の大人全員で」と答えるような社会が「良い社会」だと思っています。学生と会う時間をつくることで、「自分は若者を育てることに貢献している」「自分は社会の中で一つの役割を果たしている」という感覚が得られます。いわゆる「自己満足」です。「自己満足」は、しばしば否定的・批判的に使われる言葉ですが、人が「主体的に生きているという実感」を得るためには必要なものです。「自己満足」は文字通り自分だけにとっての価値であって、他人にとやかく言われるものではありません。おっと、なにか倫理学的な方向に脱線してしまったかのように見えますね。まあ、「脱線」ではなく、「補足」ということで。

こういう「社会人にとってのメリット」に、社会人の読者(あなたは該当者でしょうか?)が説得されたかどうか、その一点だけがここでは重要です。もし共感・納得して頂けたのであれば、ぜひ茶会人訪問に登録してみてください。いつでもやめれますし。

※「OB訪問依頼」といっても、今回はSkype面談であって、実際に「訪問」するわけではないです。もちろん近所なら実際に訪問する場合もあります。遠隔地でも会話できるのはICTのメリットですね。ベタベタな言い方ですが。90年代に40代のオッサンが言ってたような言い方ですが。

※「母校つながり」に限らずマッチングしてるので、厳密には「OB訪問」ではありません。でも、ほかに妥当な言葉もないので「OB訪問」と呼んでます。「社会人訪問」とか言ったりしますけど、いきなり口頭で言われてもピンと来ないですよね。「茶会人訪問」のほうがピンと来ないですけどね(自虐)