石橋秀仁(zerobase)書き散らす

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人間、機械、情報〜サイボーグとインフォーグ〜

コルビュジエは『建築へ』で「機械」を称揚した。それは時代精神でもあっただろう。いわば「ハイテク」に棹さす態度だ。ティム・オライリーが「ウェブ2.0」と言うのを同時代人として聞いている我々の感覚と、コルビュジエの言葉を聞いた当時の人々の感覚は、似ているかもしれない。

一方、柳宗悦は「手」や「自然」を称揚した。「機械には心が無い」のだという。

我々は「機械」と「自然」の対立を超えた身体性を考えることができる。それが「サイボーグ」ということだ。

そして「物質」と「情報」の対立を超えた身体性を考えることができる。それが「インフォーグ」ということだ。